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いつまで傍観なの?「ヒトラーへの285枚の葉書」から何を思う

ゆきびっち ゆきびっち


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小さなアパートに慎ましく住まう夫婦の元に、出征した一人息子・ハンスの訃報が届く。街ではフランス軍に勝利したことを喜び、父オットー・クヴァンゲルが勤める工場では銃器の増産が命じられていた。

今の体制では増産は不可能だと反対するオットーの態度に同僚は、戦時下では私財を総統のために捧げるべきだと叱咤しったする。ナチスは、冬季救済事業(WHW)という名の募金救済活動を当時実施していた。オットーは答える。

「息子を捧げたんだ。これ以上の募金があるか?」

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出典:Rotten Tomatoes

夜、オットーは心を決め、妻は彼の手を取った。

「総統は私の息子を殺した。あなたの息子も殺されるだろう」

ポストカードの裏に総統、戦争への怒りのメッセージを書き、彼らはベルリンの街のあらゆる場所にカードを置き去っていた。

挨拶が「Guten Tag(こんにちは)」ではなく「Heil Hitler(総統万歳)」の時代、夫婦はその抗議活動を285回も繰り返した。活動の序盤からゲシュタポの捜査が始まったものの、捕まることなく、街への密かな投稿は2年半にも及んだ。

http://cdn.newsapi.com.au/image/v1/bdea63f1f216a1fc71176c838638ee89?width=650
出典:Herald Sun

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