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「ロックンロールミシン」

主人公・賢司は、サラリーマンとして働きながらも、平凡な日々に不満を募らせながら生活を送っていた。ある日、賢司は高校の時の同級生凌一と再会する。凌一は仲間と共に自分たちのデザイナーズブランドを立ち上げようと奮闘していた。そんな夢に向かって突き進む彼らに感化された賢司は、仕事を辞めて彼らの仲間になる。退屈な毎日から中々抜け出せなかった賢司にとっては、青天の霹靂（へきれき）だったのだろう。しかし、このあと特に劇的な出来事は起こらず、淡々と話は進んでいく。そんな起伏の少ないリアルな物語が、逆に胸に突き刺さる。

ロックンロールミシン [DVD]

posted with カエレバ

池内博之 東映ビデオ 2003-05-21

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大人になると「大人の汚い世界」を目の当たりにして心が荒む事もあるが、青春映画を観てまっすぐだったあの頃の気持ちを思い出してみるのも、時にはいいのかもしれない。