世界ではVOD(ビデオ・オンデマンド)の視聴者が急増
フィーチャーフォンからスマートフォンの時代になり、電話よりもメール、メールよりもSNS、テキストよりも動画、そしてコミュニケーションの道具よりも情報端末に、情報端末よりもエンターテインメントのツールに・・・というように、伝達手段は変化してきた。さらにスマートフォンの普及によって大容量のデータの受信にも耐えられるようになり、音楽や映画の配信サービスがソフトの楽しみ方を変えた。
では、実際の利用者はどうか。アメリカはVOD(ビデオ・オンデマンド)の生みの親の国だけあり、全世界のVODの売上の多くを占めているという。その視聴者数は、2015年でなんと1億8,100万人。日本の人口以上いるのだ。人口比でいうと約半分、2人にひとりが視聴している。さらに2021年には2億人を超えると予測されているのだからすごい。
なぜそこまで視聴者が増えているのか? もちろんいつでも観たいものを観られるVODのサービスやコンテンツの品揃えのよさもある。ただ、それよりも近年注目されているのが、スマートフォンやタブレットPCなどのモバイル機器での視聴者が増えているということ。もちろんリビングでは大画面のテレビで楽しむのだろう。その他だと通勤の途中や職場での息抜きの時間の視聴だと思われる。アメリカも日本と同様、10代の青少年はスマホを肌身離さず持ち歩いているため、個人ごとの視聴もそれだけ増えているのかもしれない。アメリカのVOD視聴者の20%以上がモバイル機器を使っての利用者だとされているほどだ。
auビデオパスって何?
スマートフォンを持っているのなら、映画やドラマを観たいときに観ることができるサービスのひとつも利用しないとソンな気がしないでもない。そのとおりで、それに応えるように携帯キャリア各社も時代に合った新しいサービスを低価格で投入している。そこで今回はauビデオパスのお話。auビデオパスとはそもそもどんなサービスなんだろう?
まず、料金とサービスの概要は次のとおり。
月額562円(税別)で、観たいときに好きなだけドラマや映画が観ることができる
スマートフォンの基本料と通話料、みなさんはいくら払っていますか? だいたい5,000円から多い人で1万円ちょっとくらいではないだろうか。となると562円の費用アップがどれだけお財布にひびく? もし週末にレンタルソフトを借りているのなら、月額562円のauビデオパスのほうが料金的には安くすむのではないかと思う。
DVDなどのレンタルと比較してみよう。auビデオパスのメリットとしてはつぎのとおり。
- 借りに行かなくても思いついたときにみる事ができる
- もちろん返す手間もない
- 返し忘れによる遅延料の心配、小さい子供がディスクを傷つける心配もない
- 観たかったコンテンツが貸し出し中で借りられないということもない
出典:auビデオパス