2月29日生まれの人は、毎年、どんな気持ちで誕生日を迎えるのだろうか。今年の2月は28日までしかない。29日生まれの人は誕生日がぽっかり抜け落ちている。きっと29日生まれの人は、子供の頃、「あんた今年は誕生日がないから、誕生日プレゼントもなしよ！」と親に冗談半分で言われたこともあるのではないだろうか。親からすればかわいい我が子をからかっているだけかもしれないが、子供からすれば鬼の形相で抗議すべき一大事だ。きっと今頃、鬼の顔した子どもたちが多発してるのではないだろうかと思う。
4年に1度訪れるうるう年。 地球の公転は365日だと普段考える。しかし、厳密には365.2422日と、365日より少しだけ長い。このままで毎年1年間だとカウントしていると、徐々に実際の季節との間にずれが生じてしまう。そこで、「このままだと1年と季節にズレができちゃうなぁ。あっ、そうだ2月にうるう年というものを作って調整しちゃおう！」と、どこかの偉い学者が考えたのだろう。29日生まれの人からすればいい迷惑だ。こうして29日生まれの犠牲のもと、2月はできている。
そんな特別な月である2月に生まれた偉人たちの名言・格言を取り上げて調べてみた。
トーマス・アルバ・エジソン（1847～1931）アメリカ、世界の発明王
- 私たちの最大の弱点は諦めることにある。成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ。
- ほとんどすべての人間は、もうこれ以上アイデアを考えるのは不可能だというところまで行きつき、そこでやる気をなくしてしまう。勝負はそこからだというのに。
この言葉からも分かるように、エジソンはとても負けず嫌いな性格だったようだ。ネバーギブアップ精神を擬人化したらエジソンが出来上がる。天才は才能があるから努力なんて必要ない。そんなことをエジソンの目の前で言ったら、「ひがんでんじゃねーよ！ 俺は血の滲むような努力を影でしてんだよ！！」とぶっ叩かれるんじゃないだろうか。確かに失敗して弱音を吐いている暇があるなら、もう一度挑戦してみたほうが得策な気がする。
