バカラ/バンクベット
日本でカジノといえば「バカラ」のイメージを強く持つ方が多いでしょう。そう、摘発されてる裏カジノでやってるアレです。そんな闇のゲームのような印象からか「ルールが難しいのではないか」と思われがちですが、とても簡単なゲームでして、言ってしまえばコイントスのようなものです。
勝負もバンカー（胴元役）と、プレイヤー（客役）の架空の人物が勝負する構図になっており、賭ける側はどちらが勝つか、または引き分けるかにベットするだけです。
さて、バンカー、プレイヤー、タイ、どれに賭ければいいのかに関しましては、明確な答えが出ています。いちばんカジノ側の有利性が低いのは、バンカーに賭けることです。
「じゃあずっとバンカーに賭けてりゃいいじゃないか」と思ってしまいますが、バカラの深淵は「罫線」にあります。確率論を超えたいと願う人間の思考こそが、バカラの真髄です。興味がある方はぜひご自分の目で見て、その底なし沼にハマってみてください。
ブラックジャック/基本戦略でプレイ
バカラと同様に多くの方がカジノと聞いて想起するのは、やっぱりブラックジャックではないでしょうか。乱暴なことを言うと、カードの合計が21に近いほうが勝ち、というお馴染みのゲームです。
これは賭け方よりは戦略の問題なのですが、ブラックジャックには「基本戦略」なるものがあり、統計学的に最適な行動を取ることで、カジノの控除率を限りなく0に近づけられるというものです。
この基本戦略は、ネットで調べればすぐに無料で見つかりますので、興味を持った方はぜひ探してみてください。ただ、現在はルール変更などにより、昔ほどフェアなゲームではないようです。それでも、そのゲーム性はカジノ/カードゲームの王様として相応しいと言えるでしょう。
不利な賭け方
バカラ/タイ・ベット
先程登場したバカラのなかで、もっとも最悪なのが、ゲームがタイで終了することに賭ける賭け方です。通常よりも大きな配当（カジノによって異なる）を得ることができるゆえ、一発逆転を狙ったものの、あっけなく退場される人が後を絶たない、いわくつきの賭け方です。
当たり前なのですが、大きな配当を得られるということは、当然ながらタイで終了する確率が低いことを意味しています。しかし、やってる当人は忘れてしまうのがギャンブルの怖いところ。
事実、プレイヤーやバンカーにベットした場合とくらべて、負ける確率はなんと11倍、「もうずっとタイが来ていない･･･ここは、タイだ！」と数字に取り憑かれてしまうような方は、バカラをプレイするのはおすすめできません。
