今年で第12回目を迎えた、漫才の祭典M−1グランプリ。もはや国民的一大イベントとして定着しているだろうM−1をわざわざ説明するまでもないだろうが、回顧録を兼ねて少しだけ大会概要を説明しよう。
記念すべき第1回大会は2001年。このときの参加組数は1603組。テレビで放送される決勝ステージまで東京・大阪、地方都市で予選を勝ち抜き、みごと、初代王者に輝いたのが、兄弟漫才でおなじみの中川家だった。それから、M−1は2010年まで続いたが、10回目のメモリアル大会で一旦の幕を閉じた。しかし、2015年に満を辞してM−1が復活した。
今年、2016年の大会の参加組数は総勢3503組である。はじめての大会の時に比べ、倍以上の参加数だ。M−1でおもしろいネタをやれば売れる。単純な構造である。無名だった芸人がM−1を機に大ブレイクしていくのをこれまで幾度となくみてきた。
M−1王者のコンビ名を知らない日本人はいないのではないだろうか。テレビのバラエティ番組などでも連日王者たちの顔を見ないことはない。しかし、顔や名前を知ってはいるが、実際のところ肝心のネタはあまり知らないという人もいるだろう。そこで、今回は、初代王者中川家から今年優勝した銀シャリまで、12組の王者たちの抱腹絶倒の漫才ネタを紹介していく。
中川家（第1回王者）
Reference：YouTube
兄弟だけあって息ぴったりの漫才。中川家のタクシーネタはいつ見ても面白い。
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この年の決勝戦結果
優勝 中川家 829点
2位 ハリガネロック 809点
3位 アメリカザリガニ 796点
4位 ますだおかだ 770点
5位 麒麟 741点
6位 フットボールアワー 726点
7位 キングコング 707点
8位 チュートリアル 637点
9位 DonDokoDon 614点
10位 おぎやはぎ 540点
※点数は予選のもの
ますだおかだ（第2回王者）
Reference：YouTube
最近のバラエティ番組ではすべり芸でのポジションを確保している岡田さんだが、漫才でのツッコミはさすが！
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この年の決勝戦結果
優勝 ますだおかだ 612点
2位 フットボールアワー 621点
3位 笑い飯 567点
4位 おぎやはぎ 561点
5位 ハリガネロック 545点
6位 テツandトモ 539点
7位 スピードワゴン 535点
8位 ダイノジ 534点
9位 アメリカザリガニ 525点
※点数は予選のもの
フットボールアワー（第3回王者）
Reference：YouTube
ねっとりとした岩尾さんのボケと、キレのある後藤さんのツッコミがクセになる。
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この年の決勝戦結果
優勝 フットボールアワー 663点
2位 笑い飯 656点
3位 アンタッチャブル 616点
4位 2丁拳銃 608点
5位 りあるキッズ 601点
6位 スピードワゴン 572点
7位 アメリカザリガニ 564点
8位 麒麟 554点
9位 千鳥 552点
※点数は予選のもの
