7. 考え続けるデザイナーである
「アイディアに詰まって、コレクションの方向性が分からなくなったら僕は死ぬ」とまでコメントするラフ氏にとって「考える」という行為は自然で、切れ目がないものだと言えます。また、ラフ氏は「もうこれ以上やることはないと思ったことはありませんし、いつも“あれができたはず、これができたはず”と思っています。前進あるのみ、です」とも言及しており、彼が服作りに対して非常にストイックであることが分かります。
出典:「ディオールと私」予告篇
8. 映画「ディオールと私」
さきほども述べた「ディオールと私」ですが、ものづくりに関わる人ならば必ず観るべき映画です。ものづくりの素晴らしさ、過酷さ、難しさ、美しさ、儚さ。どれだけ売れた、稼いだ、バズった、フォロワー何万人だ、とか、そんなことを考える前に、知っておくべきことがこの映画にはたくさん詰まっています。
Reference:YouTube
ラフ氏による「カルバン クライン」の初コレクションは、2017年のフォールシーズン。ああ、待ち遠しい!