バズるやつ
「安い金でいいもん作れ」の意。CMを作る予算はないので、ネット上で効率良く拡散するものを安く作って欲しい時に使われる。
【用例】
「バズるやつ頼むよ」
「いや、でもこれ就業規則紹介ムービーですよね?」
「できるっしょ? 田中ちゃんなら100万PVくらいいくやつ」
「就業規則がバズるなんてことは・・・」
「あれ行けるんじゃない? ほら、うち交通費3万円まで全額支給だから・・・」
聞いてない
「はしご外します」の意。合意が取れていたはずの事を、自分が聞いてないとする事で100%相手に責任をなすりつけたい時に使う。
【用例】
「清算御見積書がこちらです」
「え? なにこれ? 金額倍になってるじゃん、聞いてないよ!」
「いや、でも昨日メールで金額は了解ですって」
「言ってないよー、社長、私言ってませんよ! 困るよー田中ちゃん、予算500万って言ったじゃん」
「いや、用件もかなり増えてますし」
「聞いてないよー、いや、とにかく聞いてないよー」
いかがでしたか? 読んでいるだけで心の中にふつふつと煮えたぎるものを感じてしまったのではないでしょうか。ビジネスにおいて「ずっといい気持ち」なんて事はありませんが、理不尽の域に達した言葉たちにはできるだけ出会いたくないものですよね。
耳をふさぐ事もビジネススキルの一つだと捉えて、できるだけアホな言葉はスルーして良きビジネスライフを送ってもらえれば良いかと思います。
それでは今日はこの辺で、さいならっきょ。
鏡竜太郎でした。