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映画「溺れるナイフ」を観るべき8つのおすすめポイント

ほっしー ほっしー


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7. みんな美しすぎる

そう、みんな美しいのだ。夏芽もコウも、カナも大友も。みんな身体と心を持て余し、自分が何処へ行くのか、何処へ向かうべきなのか分からずにさまよっている。そんな姿が美しいと感じる。それは皆未来を、幸福を求めて生きているからで(彼女達のような思春期に限ったことではないのだが)、自分を守る術がまだ未熟である10代の少年少女たちの激しさ、暴力性、そしてぼろぼろになっていく姿を、わたしは愛おしく感じてしまうのだ。


https://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/10/06.jpg
出典:YouTube

8. 誰もが「溺れるナイフ」だった

10代の頃を思い出して欲しい。当時の友人関係、恋愛などにおいて感じたことや思ったこと、それをどうやって相手に伝えていたかを。きっと、その頃は自分が世界の真ん中にいて、空とか、海とか、山とか、周りの風景とかがやたらキラキラして見えていた、自分はなんでも手に入れることができると思っていたのではないだろうか。そう、「溺れるナイフ」に出てくる夏芽やコウと同じように。誰しもがあの頃、「溺れるナイフ」だったのだ。この映画を観て、もう一度溺れてみる、それも悪くないかもしれない。

とりあえず、若いって、無敵で、素敵で、残酷で、最強だ。

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