9. ちはやふる
主人公、小学6年生の綾瀬千早の夢は「姉が日本一のモデルになること」。しかし、転校してきた綿谷新に「自分のことじゃないと夢にしてはいけない」と諭されます。新の夢である「競技かるたの名人」。競技かるたで、大人しい新が真剣に札を払う姿に驚いた千早は、かるたの魅力に引きこまれていきます。かるたを通じて絆を作った千早と新でしたが、卒業後はみな別の道に。4年後、高校生になった千早は新が競技かるたを辞めてしまったことを知るが、かるたを続けることでいつか再会できると信じ、瑞沢高校かるた部を設立します。競技かるたを一躍有名にしたこのアニメ。漫画では味わえないスピーディな動きは、アニメだからこそ楽しめるポイントです。
10. ベイビーステップ
小学生の頃から成績はオールA。勉強にしか興味がなかった主人公、丸尾栄一郎は高校進学を機に運動不足を解消するためという軽い気持ちで南テニスクラブに通い始めます。そこで、プロテニスプレイヤーを目指す美少女奈津と出会い、テニスの魅力に取りつかれていきます。「すべてのボールに追いつき、コントロールできれば理論的には負けない」という心情を胸に、類まれなる動体視力と記憶力、試合中でもノートで試行錯誤を繰り返す独自のプレースタイル、また生まれつきの真面目さと素直さによる努力と吸収力により、驚異的なスピードで成長する様は「これぞスポーツアニメ！」とうならずにはいられません。
まとめ
スポーツアニメは、それを観る人に自分の人生を重ねさせてしまう魔力を持っています。夢、友情、挫折を乗り越える主人公の姿に触れ、自分の生き方を考えるのもまた、スポーツアニメを観る醍醐味と言えるのではないでしょうか。まだ観ていない作品、もう一度観たい作品などあれば、ぜひこの機会にご覧ください。
