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設定が秀逸なミステリー小説10選

街クリ編集部 街クリ編集部


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うわー、そういうことだったのか! そう唸ってしまう作品があるのもミステリー小説の良いところかもしれません。今日は、設定に感心してしまうミステリー小説を10個ご紹介したいと思います。

1. 『イニシエーション・ラブ』
乾くるみ(2007年)文藝春秋

松田翔太、前田敦子出演の映画版もも話題を呼んだ、ミステリーファン注目の作品です。主人公である鈴木は、合コンでマユと出会い、その後二人は意気投合します。物語はこの出会いから始まります。この作品は、『side-A』と『side-B』の2部作になっており『side-A』は鈴木とマユの出会いから結ばれるまで、『side-B』はその後、遠距離恋愛になってしまった2人の恋愛模様を描いています。一見普通の恋愛小説のように感じるかもしれませんが、ミステリーであると言われる所以はそのラストにあります。恋愛小説に推理小説がミックスされたような、今までにない形の小説です。

 

2. 『ある閉ざされた雪の山荘で』
東野圭吾(1996年)講談社

オーディションに合格した劇団員の男女7人が豪雪に襲われ孤立した山荘で殺人劇を行うというストーリーです。舞台稽古が始まるも仲間の1人が本当に消えてしまい、残された人達は、これは芝居なのか本当の殺人なのか疑心暗鬼に陥っていきます。どこまでが嘘で、どこまでが本当なのか。疑問がなくなることはなく話が展開されていきます。読者のミスリードを誘う叙述トリックが見事な作品です。

 

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