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30代必見、Jポップとロックのヒット曲まとめ(1998年編)

加藤広大 加藤広大


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1998_eye

話は変わりまして、女性がヴォーカルのバンドまたはシンガーソングライターのジャンルも、この年になるとだんだん幅広くなって来ています。中でもいちばんのサクセスを果たしたのは、Kiroroの『長い間』で、売上枚数は118万2,010枚を記録し、6位につけています。

もともとこの曲は、1996年にインディーズで発売していた作品だそうで、同曲でメジャーデビューしたKiroroは、初登場からじわじわと人気を集めはじめ、9週目にはついにオリコン1位を獲得。まさにサクセスストーリー。

もちろん、Kiroroの他にもEvery Little Thing『Time goes by』、前年同様ポケットビスケッツも『Power』で21位にランクイン。安室奈美恵も全盛期とまではいきませんが、それでも貫禄の50万枚超え、1996年から常連のJUDY AND MARYも『さんぽ道』にてチャートインしています。

そんな女性シンガーの中でも、『つつみ込むように・・・』で61位にランクインしたデビューしたてのMISIAと、『強く儚い者たち』で68位にランクインしたCoccoは異彩を放っています。

Reference:YouTube

動画を掲載させていただきましたのはMISIAの『つつみ込むように・・・』ですが、今聴いてもとても20歳前後の女性が歌っているとは思えません。ちなみにこの年の年末に、宇多田ヒカルがデビューし、翌年大ブレイクすることになりますが、2人の歌姫が突如として登場し、人気を博したのは、なんだか偶然には思えませんね。

さてさて、昨年同様、ビジュアル系の炎もまだまだ、メラメラ燃えています。この時期になるともはや規格外のバンドになっている常連のLUNA SEA、GLAYやらL’Arc~en~Cielの他にも、36位にはPENICILLINの『ロマンス』、昨年同様SHAZNAが見事にチャートインしています。

年間チャートには載っていませんが、この年はMALICE MIZERが『月下の夜想曲』、『ILLUMINATI』、『Le ciel 〜空白の彼方へ〜』を立て続けにリリースした年でもあります。PIERROTやD-SHADEも、メジャーデビューを果たしてリリースをおこなっています。TV番組や雑誌で、ビジュアル系がどんどん露出していた頃です。

Reference:YouTube

曲はPENICILLINの『ロマンス』で、アニメ「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」のオープニングテーマにも使われていましたね。二重の意味で懐かしいです。

ところで、元ビジュアル系バンド(と言われていた)バンドも2曲、チャートインしています。そのバンドの名前は黒夢。曲名は『MARIA』、そして『少年』です。これ以前から既にロック色が強い・・・と言いますか元々ロックバンドだったのですが、その色がより濃く出たのが上記の2曲、そしてアルバム『CORKSCREW』となります。

Reference:YouTube

上は『MARIA』のPVですが、今までの音楽性と違いスカのテイストが組み込まれ、今までとの毛色の違いに驚いたリスナーも多かったのではないでしょうか。この頃の黒夢は(も)本当にかっこよかったと思います。

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