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歴代記憶に残るプロ野球でのホームラン10選

街クリ編集部 街クリ編集部


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野球の醍醐味と言えば、なんといってもホームラン。乾いた打球音を残して白球が高々と空に舞い上がり放物線を描いてスタンドへと吸い込まれるその瞬間に、プロ野球ファンは魅了されて止みません。そんな、野球で一番「オイシイ」場面であるホームランの中でも、さらに「オイシイ」場面で打たれたホームランを集めてみました!

1. 記憶に残る男の真骨頂! 長嶋茂雄ドラマチックホームラン

永らく語り継がれているドラマチックなホームランです。1959年の6月25日に開催された後楽園球場での読売巨人軍と阪神タイガースの試合は、昭和天皇と香淳皇后が来場し、観戦される「天覧試合」でした。当日は鳴り物応援が禁止されるなど、厳粛なムードで試合が展開されました。

阪神が先制するも、巨人が逆転、その後阪神が再逆転するなどシーソーゲームで試合は進み、4対4で迎えた9回裏、巨人の攻撃時に奇跡は起こりました。9回に入った時点で時刻は21時。天皇皇后両陛下は21時15分で観戦を終えるため、このままでは試合終了を見られずに退席されてしまうと誰もが思っていた9回の裏に、先頭バッターの長嶋茂雄が見事サヨナラホームランを放ちプロ野球が日本の代表的なスポーツとして認知されるきっかけになるとともに、長嶋の勝負強さや印象的なバッティングを象徴するホームランとして、いまでも語り継がれています。一方、打たれた投手の村山実は、「あの打球はファールだった」と述べているなど、懐疑的な意見も根強く残っています。

Reference:YouTube

2. さんぜんと輝く金字塔 世界の王756号の世界新記録!

長嶋茂雄と並び巨人栄光のV9時代を支え、野球界にさんぜんと輝く伝説の選手、王貞治。1964年にはヤクルトのバレンティンが抜くまで永らく抜かれることのなかったシーズン55ホームランの偉大な記録を打ち立て、1973、74年には二年連続三冠王に輝くなど、もはや並ぶ選手がいなくなるほどに日本球界屈指の打者へと成長しました。1976年にはメジャーリーグの大打者ベーブ・ルースの714号を抜く715号を放ち、いよいよホームラン数世界一の金字塔が見え始めます。

満を持して挑んだ1977年。4月、5月の序盤こそ苦しみましたが夏場には遅れを取り戻すようにホームランを量産。月間13本ものホームランを放ちハンク・アーロンに並ぶ755号まで到達します。そしていよいよ9月3日の対ヤクルト戦、通算7878打数目でした。3回裏、一死ランナーなしで迎えた第2打席、フルカウントからの6球目相手投手のど真ん中に飛び込むシュートをライトスタンドへ打ち返し、世界新記録となる756号ホームランを放ちました。日本の王が世界の王になった歴史的瞬間です。その後王は868本まで記録を伸ばし、未だ誰にも抜かれることのない大記録になっています。

Reference:YouTube

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