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歴代「本屋大賞」受賞作おすすめ10選

街クリ編集部 街クリ編集部


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いまや受賞した作品は芥川賞や直木賞の受賞作をしのぐ売り上げを見せるというほどに成長した本屋大賞。2004年に一部の書店員の間で産声をあげてから、国民的な賞になりました。今回は、その本屋大賞の歴代受賞作の中から特にオススメの10作品をご紹介します!

1. 『博士の愛した数式』
小川洋子(2003年)新潮社

2004年に第1回本屋大賞を受賞した、記念すべき作品です。著者の小川洋子は、純文学の作家として知られており、『妊娠カレンダー』で芥川賞も過去に受賞しています。現在では芥川賞の選考委員を務めるなど、現代日本文学を代表する一人といってもよいでしょう。本作は、同年に読売文学賞も受賞しています。交通事故に遭遇し、脳を損傷して80分間しか記憶が持続しなくなってしまった「博士」と、家政婦である「私」とその息子「ルート」たちを、数学のエッセンスも交えながら描いた作品です。新潮社より2005年に文庫化された際には、史上最速で100万部を突破し、話題を呼びました。翌2006年には映画化もされ、博士役を演じた寺尾聰は、第30回日本アカデミー賞の優秀男優賞を受賞しました。

 

2. 『東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~』
リリー・フランキー(2005年) 扶桑社

2006年に第三回本屋大賞を受賞した、俳優、イラストレーター、ミュージシャンなどマルチなタレントを発揮しているリリー・フランキーの小説です。扶桑社の『en-taxi』上に当初は「連載長編エッセイ」として連載されていましたが、第三回目より「連載長編」に変わりました。単行本の装丁も著者自ら手がけており、話題を呼びました。二度にわたるドラマ化、、また映画化や舞台化もなされており、そのどれもで大ヒットを記録しています。

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