5. 完全パンクマニュアル「はじめてのセックス・ピストルズ」
読むだけでぐんぐんパンクが解る『完全パンクマニュアル「はじめてのセックス・ピストルズ」』。こちらは書籍にもなりましたね。はじめて見たとき衝撃を受けたといいますか、爆笑したのを覚えています。セックス・ピストルズをベースにパンクの視聴作法からバンドの組み方まで、良い意味で荒唐無稽に解説、マニュアル化されています。
しかし、荒唐無稽だからと言って、パンクが馬鹿にされている。なんてことは一切ありません。著者の愛すら感じられる、素晴らしき読み物です。
パンクとはなんぞや? につきましてはこちらにも詳しく書かせていただいておりますので、よろしければ参考までに。
これだけ読めば通ぶれる! はじめてのパンク入門
6. ナナオサカキのホームページ
偉大なるフーテン、そして詩人にして、世界中を歩き回り、足跡と詩篇を遺したナナオサカキのホームページも、また秋の夜長にじっくりと味わいたい言葉の宝庫です。
自然体ながらも説得力のあるナナオのインタビューももちろんですが、サイト内にて彼のポエトリーリーディングを楽しむことも可能です。独特の抑揚でどこか、誰も知らない民族の歌のように語られるナナオの詩は、天気の良い日に窓から入る風のように、心にすっと入りこみます。部屋をできるだけ暗くして、ソファにでも沈み込みながら聴いて、読んでみてください。
おすすめは『ラブレター』『星を喰べようよ』『これで十分』『雪の海漕いでゆく』です。