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歴代記憶に残るプロ野球名場面10選

街クリ編集部 街クリ編集部


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7. 大エース齋藤和巳、マウンドに崩れる

2006年パリーグのプレーオフ第2ステージでの一幕です。ソフトバンクの絶対的エースの斉藤和巳は、勝利数・防御率・奪三振・勝率の投手四冠を達成したレギュラーシーズンとなりました。この年は日本ハムがレギュラーシーズンを制覇し、プレーオフ第1ステージで西武を破った斉藤擁するソフトバンクと本塁打王、打点王の二冠に輝いた「北の侍」小笠原を擁する日本ハムが第2ステージで激突します。

日本ハムの2勝で迎えた第2戦に、ソフトバンクは満を持して斉藤を先発させます。エースらしいピッチングで斉藤は好投を見せますが、一方打線は日本ハムの先発・八木を前にして沈黙。両チーム無得点のまま迎えた9回裏に事件は起きます。先頭の森本稀哲が四球で出塁すると、後続の田中賢介が犠打で進め、次打者は小笠原を斉藤は敬遠。4番のセギノールを三振に仕留め、2死1、2塁で5番の稲葉を迎えます。稲葉への127球目でした。強烈なピッチャー返しが斉藤の足元を抜け、二塁手の仲澤が何とかキャッチし二塁へ送球するも、タッチの差でセーフ。その間に森本がホームインしサヨナラ。激投が報われずサヨナラ負けを喫した斉藤はマウンドに崩れ落ち、助っ人2人に何とか抱えられながらベンチへと引き返しました。

Reference:YouTube

8. 中日・山井、幻の完全試合! 

2007年の日本シリーズでの出来事です。中日ドラゴンズは第4戦までに北海道日本ハムファイターズに対して3勝1敗とコマを進め、日本一に王手をかけていました。中日の日本一をかけた第5試合は11月1日、ナゴヤドームで行われます。中日の先発は山井大介、日本ハムの先発投手は現在メジャーリーグで活躍しているダルビッシュ有。山井は日本ハム打線に対して8回までに86球を投じ、完全試合ペース。一方の中日は序盤の犠牲フライで1点を先制し、そのままスコアは1-0で最終回の日本ハムの攻撃を迎えます。しかし、場内に山井の完全試合を期待するコールが湧き起こる中、中日監督の落合博満は山井を降板させ、ストッパーの岩瀬仁紀を登板させます。結果的に岩瀬は日本ハム打線を抑え、中日は53年ぶりの日本一に輝きますが、日本プロ野球のポストシーズンにおいて初の完全試合達成はなりませんでした。現在でもこの采配はファンの賛否を呼ぶ出来事となっています。

Reference:YouTube

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