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歴代「直木賞」受賞作おすすめ11選

街クリ編集部 街クリ編集部


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7. 『受け月』
伊集院静(1995年)文藝春秋

1992年上半期に第107回直木賞を受賞した作品です。現在は直木賞の選考委員も務めています。自伝的な要素の強い『海峡』三部作が代表作として知られていますが、『海峡』の少年編で自身を投影した登場人物が野球部で挫折する姿が描かれていたように、野球というスポーツへの関心が伊集院は強く、『受け月』も、その野球を軸にした連作短編となっています。かつて青春時代を野球にささげたサラリーマン必読の一冊です。

 

8. 『容疑者χの献身』
東野圭吾(2008年)文藝春秋

2005年下半期に第134回直木賞を受賞した作品です。天才的科学者・湯川学教授の推理を迫力に満ちた筆致で描き、福山雅治主演で大ヒットし数度にわたり映画化もされた東野圭吾の人気シリーズ『ガリレオ』の第3弾の作品です。『本格ミステリ・ベスト10 2006年版』『このミステリーがすごい!2006』『2005年「週刊文春」ミステリーベスト10』それぞれにおいて1位に輝き、国内主要ミステリーランキングを総なめにしました。湯川教授と大学時代にしのぎを削り合ったライバル的関係の石神が、愛する人の犯した罪を隠ぺいするために湯川に負けず劣らずの天才的頭脳をフル回転させ、湯川と対決する作品です。小説だけでなく、福山雅治演じる湯川とくたびれた中年を見事に演じる堤真一の正反対の二人の名演技が光る映画版も必見です。

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