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30代必見、Jポップとロックのヒット曲まとめ(1997年編)

加藤広大 加藤広大


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1997_eye

SHAZNAは既に活動を休止してしまいましたが、活動休止バンドつながりでひとつ。この年、広末涼子の『MajiでKoiする5秒前』を僅差でかわし、48位に食い込んだのがMOON CHILDの『ESCAPE』です。「裸のたいーようー」のサビ部分を「裸のたいっしょうー」に変えて歌うのが流行りましたね。

Reference:YouTube

ともさかりえ、鈴木紗理奈、篠原ともえ、遠藤久美子、知念里奈、榎本加奈子という豪華出演陣が輝いているものの、いまいちパッとしなかったドラマ「FIVE」の主題歌でもありました。え? ドラマ同様一発屋だって? そんなことはありません。

その後、サクセス、サッポロビールのCMソングとして『アネモネ』『Hallelujah in the snow』で小ヒットを飛ばして週間チャートをウロウロしてましたし、楽曲もしっかりしています。総合的に考えると、1997年のチャートのなかで、最も過小評価されているバンドかも知れません。

一発屋と思われがちだけれども、そうではなかったアーティストと言えば、天才、川本真琴もチャートに二の矢を放っています(正確には『DNA』の後なので3の矢ですが)。彼女の3枚目にして最大のヒットシングルのタイトルは『1/2』。ちなみにB面のタイトルは『1』で、ちょっと増えてました。

Reference:YouTube

赤白のボーダー、どこかで見たことがあるなと思ったら、永井真理子が名曲『ミラクル・ガール』のPVで着用していましたね。ジーンズの感じもそっくりです。赤白ボーダーを着た女性シンガーにハズレ無し。という名言を今思いつきました。

この年、ヒット曲を引っさげておこなったファーストツアーのタイトルは「早退ツアー」、同年に発売した初の映像作品集のタイトルは「忘れそうだった」でしたが、チャートから早退せず、人々にも忘れられずに翌年には『桜』、翌々年には『ピカピカ』をリリースすることとなります。

いろいろと書いてきましたが、今回も当該年で1番好きだった曲を最後に掲げて、締めくくりたいと思います。もう延々と話していけるのですが、何しろ締切が近いものでして・・・。

1997年7月30日に発表されたある楽曲で、とあるバンドがはじめてのオリコントップ10入を果たします。曲の名前は『今宵の月のように』。バンドの名前は、エレファントカシマシ。

Reference:YouTube

ドラマ「月の輝く夜だから」の主題歌に起用され、シングルでは初のオリコントップ10入、この年だけで40万枚を越す売上を記録しています。年間順位は81位。

前回の『Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜』同様、冒頭からグッと来てしまって仕方がありません。この曲、中学の頃からずっと好きで、高校時代も何度も聴きました。上京してからも、東京で何度も聴きました。酒が飲めるようになって、酔っ払った帰り道でも、何度も聴きました。その度にいろんなことを思ったり、思い出したりしては、「まあ、いろいろあるけど頑張るかな」と思わせてくれます。この曲をリアルタイムに知って、聴けただけでも人生得しました。そんな、誰しも心に1曲くらい持っているようなフェイバリットソングのひとつが、この歌です。
 
 
そんなこんなでいろいろと紹介して参りましたが、紹介できなかったトピックもたくさんいます。SPEEDが4曲もチャートインしているが『Go! Go! Heaven』というタイトルは今考えると相当アレな感じなことや、PUFFYとスピッツの安定感や、SMAPが呑気に『セロリ』を歌っている陰でこっそり工藤静香が『激情』でチャートインしている問題や、山崎まさよしが映画「月とキャベツ」の主題歌として『One more time, One more chance』をヒットさせて、10年後にアニメ「秒速5センチメートル」で再ヒット、ちょうど「君の名は」が上映中だしなんだか繋がってるね話などなど・・・話は尽きないのですがこの辺で。次回は1998年です。

30代必見、Jポップとロックのヒット曲まとめ(1998年編)

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