30代必見、Jポップとロックのヒット曲まとめ（1997年編）

2016.09.15

1997_eye

そして前年同様、チャートの常連としてやはり出てくる大御所B’z。1997年も『Calling』『Liar！Liar！』『FIREBALL』を送り込んでいます。一体どれだけの成人男性がカラオケで歌い、喉を潰されたことでしょうか。B’z、もう毎回出てきますし、たぶん今後も出てくるのでここではコンパクトにたたみます。

「出す曲出す曲すべてがヒットした」アーティストで、もう一人特筆すべき存在が、LUNA SEAというモンスターバンドの休止後（とは言っても年末に活動再開していますが）、ソロ活動を開始した河村隆一です。『I love you』『Glass』『BEAT』『Love is…』と、すべてトップ100圏内に食い込んでいます。特に『Glass』のPVはバラエティ番組でモノマネされていたりもしましたね。

Reference：YouTube

余談ですが、この年LUNA SEAのメンバー5人はそれぞれ楽曲制作、ライブ活動をおこなっており、その経験が1998年からの、言ってしまえば今現在のバンドの礎になっていると言っても過言ではありません。活動休止を経て、再開する度にパワーアップして帰ってくる。これ、本当に凄いことだと思います。

LUNA SEAの話が出ましたので、今回もチャートインしたビジュアル系を少しだけおさらいしてみましょう。まずは9位にGLAYの『HOWEVER』、手を広げて歌うのが流行りましたね。

53位にはL’Arc～en～Cielの『虹』、多くの初心者ギタリストが、イントロのアルペジオを弾けずに挫折を味わいました。NHKの音楽番組「ポップジャム」でヴィジュアル系発言事件が起こる2年前のことです。L’Arc～en～Cielをヴィジュアル系として扱うか、むしろヴィジュアル系とは何ぞやという扱い方、解釈は前回書きましたので合わせて参照していただけますと幸いです。

おっと、忘れてはいけません。もう1バンド、大ヒット曲をチャートインさせたヴィジュアル系バンドが存在します。そのバンド名はSHAZNA。響きを聞くだけで懐かしく感じる方も多いのではないでしょうか。私も大好きでした。なんなら運動会の仮装行列なる演目で、IZAMやりましたからね。そんな彼等の代表曲、『Melty Love』はこちら。