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『風の谷のナウシカ』の漫画版と映画版を比較してみた

神えみし 神えみし


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漫画版ナウシカの特徴

ナウシカの世界は、発達した文明が崩壊した後の世界が舞台。SF要素が多々あります。それは映画版、漫画版ともに同じなのですが、漫画版は映画版に比べファンタジー色が強くなっているのが特徴の1つです。

例えば映画版では、物語を構造する上で大変重要な要素となる「念話」という言葉を発せずに会話を行う術であったり、幽体離脱のごとく実態を持たない影を用いて相手に干渉する超能力が描かれています。映画版ナウシカは、基本的に漫画版の2巻までをベースに作られています。映画版には時間的制限があるので仕方がないことなのです。そのこともあり、映画版は細かい設定内容の説明がありません。なので、ナウシカと対立する非道な女皇帝クシャナが背負っている同情すべき悲しい過去や、父や兄たちとの確執についての描写がありません。そのため映画版はクシャナに対してほぼ好感が持てません。

しかし、漫画版は物語が進むたびにクシャナへの好感が高まっていきます。映画版より漫画版が好きなわたしにとっては、正直漫画版を読んだあとに映画版を見ると「ええええええ!! そんな中途半端なところで終わるんか〜〜〜い!!」と思わず突っ込んでしまいそうになります。ていうか、突っ込みました。

漫画版は、人が山ほど死に且つ人間の汚い思惑が終始渦巻いており、やりきれない気持ちになります。映画版との違いは、テーマに「戦争の愚かさ」が入り込んでいる所だと思います。いかにも説教臭さ全開のテーマですが、そこは名漫画家・宮崎駿。ストーリーを読み進める度にナウシカの運命が気になり、ページをめくる手が止まらなくなります。

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