7. 夏のバスプール(畑野智美)
破天荒な同級生に振り回されながらも、そんな彼女に恋をする一人の男子高校生。彼や周りの人たちが織りなす日常にぐいぐいと引っ張りこまれるような作品です。折々に練りこまれている夏の描写は、物語の青春時代をより輝かせています。
8. 真夏の方程式(東野圭吾)
有名俳優を起用し映画化したことで話題にもなったこの作品は、人と人の繋がりについて深く考えさせられるような作品です。夏のイメージとは正反対といってもいいようなミステリー小説で、東野圭吾らしいラストの展開には驚きを隠せません。