夏といえば「海」「花火」「お祭り」など、アウトドアでの楽しみがたくさんありますよね。でも、たまには涼しい室内でゆっくりと読書をしてみるのも良いのではないでしょうか? 今回は夏に読みたい、夏を舞台にした小説をいくつかご紹介します。
1. サマーウォーズ(岩井恭平)
映画を見てご存知の方も多いのではないでしょうか。長野県の田舎を舞台として描かれた、熱いひと夏の物語です。ひょんなことから世界の危機に直面してしまうことになる一人の男子高校生が持ち前の頭脳を駆使して戦う様子に、ワクワクドキドキが止まりません。
2. 蛇行する川のほとり(恩田陸)
高校の演劇祭での舞台背景を仕上げるため、合宿をすることとなった少女たち。どことなく不気味に感じるようなミステリーさも、夏の情景として脳裏に焼き付くようなイメージを与えてくれます。まるで少女時代にタイムスリップしたかのような気持ちになる一冊です。