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【元育児書編集者が選ぶ】おすすめ育児書ランキングBEST10

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2位 あなたがうまれたとき – ちひろのあかちゃん日記

これも「泣きました」な本です。簡単な詩が冒頭にあり、あとは赤ちゃんの成長記録を書き込んでいく日記帳です。この詩を読んで、産後すぐの私は涙があふれて止まらなくなりました。要約すると「生まれてきてくれてありがとう」と赤ちゃんに呼びかける詩です。出産直後のキラキラした時期、でも満身創痍で辛い時期に、お守りのように支えてくれた詩です。

残念なのは、この詩の作者がだれなのか、奥付を見てもわからない点です。編集者さんが考えられたのでしょうか。作ったかたに「お陰で赤ちゃんがさらに愛おしくなりました」とお礼を伝えたいのですが。

 

1位 子どもへのまなざし

独身で結婚するあてなど欠片もなかったとき、この本を読んで私は「子どもを産みたい」、そのために「結婚したい」と思いました。それくらい、子どもを育てる尊さがしみじみ書かれている本です。

概要としては、児童精神科医の佐々木正美先生による講演録です。講演でのお話しぶりがそのまままとめられているので、内容の重複もありますが、語りかけるような口調がとても心地よいです。妊娠・出産中って、頭にもやがかかったように小難しい話が入ってこなくなるときがあるんですよね。マンガと写真集しか読めない、みたいな時期が。そんなときでもこの本の文章はすすすーっと頭に沁みわたります。

自由に外出できず、仕事もできず、髪はボサボサでメイクする暇もなくて。こんなボロボロになりながら子育てしてる私って何なんだろう――と心がすさんだとき、ページをめくりたい一冊です。

 
ああ、長かった。ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。このダラダラ書評を辛抱強く読んでくださったということは、あなたも子育てに奮闘し、育児書にすがりたいと思っている同志ではないかと拝察します。共に子育て、頑張りましょう。楽しみましょう。ときどき本の力も借りながら。

『街角のクリエイティブ』で書かせていただくのは、本稿が最後になります。半年という短期間ではありましたが、今までありがとうございました。

街角のクリエイティブ ロゴ


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