人間関係は今も昔も、老若男女共通の関心事。仕事でもプライベートでも、悩みが尽きることはありません。そんな時はネガティブな気持ちがすっと消えていく哲学者の5つの名言で、やっかいな人間関係も乗り切っちゃいましょう。
1. ソクラテス(紀元前469年頃〜紀元前399年)
出典:Wikipedia
何人も本意から悪人たるものなし。
性善説か性悪説か、なんて議論はたびたび話題になりますよね。もちろんどちらが正解ということも、どちらがいいということもないけれど「世の中案外いい人が多いな」と思っていたほうが生きやすいのはたしか。
理不尽な人や意地悪な人に腹が立ってきたときは、「この人って小さいときはどんな子どもだったのかな」と考えてみるのがオススメです。お腹の出た上司も眉間にしわを寄せたお局様も、昔はみーんなかわいらしい子ども。そして子どものときから悪人、なんて人はそうそういないはず。そうやって想像すると、「もともとはいい人だけど、何かの事情があって卑屈になっているのかも」「この人だって精一杯なんだ」と思えて、どこか気持ちに余裕が出てきますよ。
2. マハトマ・ガンディー(1869年〜1948年)
出典:Wikipedia
弱い者ほど相手を許すことができない。
許すということは、強さの証だ。
とにかくなんでも、許したもん勝ち。そう心に決めておくと、ヘンな打算や保身の気持ちが自然と消えていきます。
許せない! と思うときは、「許したら自分が悪いってことになるかも」「ここで甘い顔をするとナメられてソンをする」なんていう気持ちがどこかにあるはず。「本当に許せないほど怒るのは、自分以外の人を守るためだけにしよう」そう覚悟できたら、世の中のほとんどのことは許せるようになる気がしますよね。