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【熱くなれ】今こそ読みたいオトコの漫画3選

加藤広大 加藤広大


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『麻雀飛翔伝 哭きの竜』

「あンた、背中が煤けてるぜ」でお馴染みの『麻雀飛翔伝 哭きの竜』も少々登場人物のご職業が『サンクチュアリ』とかぶることがありますが、一匹狼な博徒の生き様と、それを取り巻く色とりどりのキャラクターを持ったヤクザたちの素晴らしいドラマです。また、日本で一番「カン!」と叫びたくなる漫画でもあります。

そのヤクザ及び登場人物の中でも、ひときわ輝いた存在で最も萌える人物といえば、桜道会甲斐組初代組長。桜道会若頭の甲斐正三しかいないでしょう。『サンクチュアリ』の渡海さんと肩を並べるほどのキチガイ沙汰で、ストーカーと言うには生ぬるいほどの竜に対する執念は『麻雀放浪記』の李億春も想起させます。

殺るやる」と言ったら相手が誰だろうと引かない猪突猛進タイプの愛すべきバカでございまして、まあ、ヤクザ屋さんなんで良い人物であるわけはないのですが、意固地なところや真っ直ぐさが、どこかやっぱり憎めないんですよね。また、劇中である意味、甲斐は竜に「萌えて」いるとも考えられます。萌えのミルフィーユ構造ですね。

本作品内で描かれる麻雀については各所で「ねーよw」などと言われていますが、それを言うなら『月下の棋士』のほうがもっとありえませんし、もっと言うなら『ゴッドハンド』なんて・・・野暮になるのでやめましょう。いずれも素晴らしい作品です。

余談ですが能條先生が描く女性は年齢問わず色っぽくて、どこか薄幸そうで、どのキャラも気になる存在ですし、尻の形がもう芸術です。対極的な尻を描く漫画家としては、桂正和先生がいらっしゃいますが、皆さんはどちらの尻がお好きでしょうか? 萌え絵の尻も素敵なものが多いですが、そればっかりではなく能條先生が描くような尻も、もっともっと世の中に普及させたほうが「皆ちがって皆いい」ということで、世界が平和になると思うのですがいかがでしょうか。

 

いくつになっても漫画は面白いものですね

以上、「ある意味萌える。今こそ読みたいオトコの漫画」でした。紹介できなかった作品は他にもたくさんありますが、ステレオタイプな萌えではなく、ちょっと違った角度から萌えを感じてみるのも非常に趣があるのではないでしょうか。萌えたり燃えたり、漫画はいくつになっても楽しいものですね。今回久しぶりにいろいろ読んでみて、漫画の面白さが再確認できました。最近はすっかり漫画離れをしておりましたので、これを気にまた新しい作品を含めて読み直してみようと思います。その時はまた、第2段としていろいろとご紹介させていただけたら幸いです。

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