お腹が空いたのでこの辺で
以上、ざっとですが6本紹介させていただきました。中途半端な数字で申し訳ありません。なぜ6本かと言えば、これを書いている今、腹が減って仕方が無くなってしまったからに他なりません。映画の中での食事シーンや飲食物の記憶は、人間の胃を直接刺激するということがよく分かりました。
今回、空腹ゆえに、紹介できなかったものもたくさんあります。たとえば、「AKIRA」の山積みになったカプセルや「カクテル」のレッド・アイ、「クレイマー・クレイマー」のフレンチトースト、「ニキータ」のラビオリ、「マッド・マックス2」のドッグフード、「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」の猿の脳みそ・・・は別に食べたくありませんが、それこそ世にある映画の数ほど、と言っても過言ではないでしょう。
ざっと並べてみただけでも、映画の中で登場する飲食物は、誰かの心情だったり、時代背景だったり、何かの説明であったり、作者のメッセージであったりと、違いはあれど必ず何かしらの役割を担って登場しているように思えます。「この映画になぜその飲食物が使われているのか」を考えてみると、また面白い発見があるやもしれません。さっそく、ピザでも頼んで映画を観ながら検証してみます。結果はまたいずれどこかで。それでは。