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映画に出てくる、試してみたい食べ物、飲み物6選

加藤広大 加藤広大


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3. 「時計じかけのオレンジ」でアルトラを開放するためのミルク・プラス

多くの若者に「ナッドサット語」を喋らせ、黒歴史を量産したアルトラ全開で最高にホラーショウな名作「時計じかけのオレンジ」にも、一度はチャレンジしてみたい飲み物が登場します。

冒頭、主人公のアレックスは「コロヴァ・ミルク・バー」でラズードックスをしながら変態的なサーバーから注がれるベロセット、シンセメスク、ドレンクロムミルク・プラスをキメてアルトラを開放させたり、デヴォーチカフィリーするわけなのですが、要は「危ないクスリの入ったミルクベースのカクテル」みたいなものです。

https://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/06/milk_plus.jpg出典:「時計仕掛のオレンジ」

これを試してみたくなり、家で牛乳をアレックス風に飲みつづけたら背が伸びた。という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

専門用語が多すぎてすみません、余談ですが「デヴォーチカ」とか「アルトラ」などの言葉は、原作者にして言語学者でもあるアンソニー・バージェス自身が考えだした「ナッドサット語」という言葉で、劇中頻繁に使われています。

ナッドサット語につきましては以前書きましたので、以下をご参照していただけますと、上段の部分も含めまして翻訳が可能かと思います。

言語学者が生み出した若者言葉〜明日から使えるナッドサット語〜

4. 「パルプフィクション」しながら到着を待つ、ダグラス・サーク・ステーキとバニラコーク/ダーウッド・カービィ・バーガーと5ドルのシェイク(マーティンルイスシェイク)

カルト映画と言うにはあまりにも有名になってしまった感のある「パルプフィクション」にも、素晴らしい食事シーンが登場します。

マフィアのボスから妻ミア(ユマ・サーマン)の世話を頼まれたヴィンセント(ジョン・トラボルタ)が彼女と50年代風のレストランに出かけ、ヴィンセントはウェイター(バディ・ホリーのそっくりさん、なんとスティーブ・ブシェミ)に、ダグラス・サーク・ステーキとバニラコーク、ミアはダーウッド・カービィ・バーガーと5ドルのシェイク(マーティンルイスシェイク)を注文するのですが、このネーミングの時点ですでにジャンクな香りが漂い、古き良きアメリカを感じさせます。

飲み物と食べ物が届くまで、2人は文字通りパルプ・フィクション(くだらない話)をするのですが、そのやり取りがまた良いんですよね。今回観直したのですが、ステーキやバーガー云々よりも前髪パッツン、吸い込まれるような眼をしたユマ・サーマンとデートがしたくてしたくて仕方がなくなってしまいまして、もう今なら髪型が同じなら誰でも好きになれる自信があります。

https://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/06/yuma.jpg出典:「パルプフィクション」

話が少々スリップしましたが、もちろん、5ドルのシェイクはとても美味しそうですし、ダーウッド・カービィ・バーガーもまさにジャンクの王様と言った風格、ダグラス・サーク・ステーキのほうはあまり映りませんが、いかにも硬そうな感じがして、赤身好きとしてはたまりません。

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