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【原曲を超えた?】秀逸なカバー曲のおすすめ5選

加藤広大 加藤広大


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『恋はスバヤク』/青山ミチ

日本の歌も一曲入れておきましょう。ミッチーの愛称でお馴染み・・・と言っても及川光博のことではありません。ソウルフルでパンチの利いた歌声で一世を風靡した青山ミチが歌う『恋はスバヤク』です。原曲は洋楽でして、Gus Backus(ガス・バッカス)という方が歌っています。3回連続で言ったら噛みそうな名前ですね。ちなみに、原題は『Short On Love』なのですが、歌詞を追ってみるとまったく『恋はスバヤク』とは関係ありません。

Reference:YouTube

日本語で歌っていますが、もちろん原曲は英語です。『Short On Love』自体はドイツからのリリースなのですが、これはガス・バッカスが兵役で駐留していたドイツで活動していたためです。しかし、残念ながら日本でヒットしたのみで後は鳴かず飛ばずだったそうです。

Reference:YouTube

気の抜けたカズーの音に思わず椅子からずり落ちてしまいそうになりますが、原曲、カバー共に正しいロックン・ロールです。昭和歌謡に合いそうなちょっぴり哀愁漂うメロディラインも味わい深いですね。

ちなみに青山ミチ、カバーだけでなく多くの方にカバーされているシンガーでもあります。代表曲の『ミッチー音頭』は遠藤賢司、大西ユカリ、『涙の太陽』はエミー・ジャクソンの日本語カバーですが、そのバージョンを安西マリアがカバーしたりもしています。

現在、大人の事情で芸能界からは追放状態ですが、いつか生で歌声を聴いてみたい歌手の1人であります。
 

以上、さらっとですがカバーを5曲、原曲を5曲(+オマケ1曲)を紹介させていただきました。こうして聴き比べてみると、また違った発見があって面白いものですね。特に70年代くらいまでのロック(特にファーストアルバム)や映画のサントラなどは、よくよく調べてみると誰かのカバー曲だった。なんてことがしばしばあります。

梅雨時ですし、雨続きで外に出るのがおっくうな際には、嫌がらせのように頼んだデリバリーのピザとともに、しばらく聞いていないCDなんかを引っ張りだして、ライナーノーツやクレジットを読んでみると、新しい音楽に出会えるかもしれません。

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