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永久に語り継ぎたい歴代競馬名シーン5選

加藤広大 加藤広大


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5. 第39回有馬記念(1994年)

ナリタブライアンが三冠に続き優勝した「第39回有馬記念」ですが、このレースにおいて、一番の主役はブライアンではなく、ツインターボであったのではないでしょうか。

Reference:YouTube

ツインターボ、以前こちらの記事でも書きましたが。永遠の逃亡者、つまり生粋の逃げ馬として有名な馬であります。ゲートが開いた瞬間、むしろ返し馬の時点からエンジン全開、あっという間に他馬を引き離し悠々と先頭を走り続け、最終コーナーを回る頃にはなぜか馬群にのまれている。というツインターボ劇場で私たちを楽しませてくれました。

このレースも案の定大逃げを打ち、そして案の定追いつかれるというお家芸を披露したわけですが、その必死に走る姿、道中での「もしかしたら、このままいけるんじゃないか、あのオールカマーのように」と思わせてくれるレース運びは、何度観ても胸を打たれます。

どんな状況でも常に逃げ続け、勝ちっぷりも凄ければ負けっぷりもこれまた凄いというツインターボを観て、人々は「しょうがねえなあ」と笑ったり、「やっぱりこうじゃなきゃな」と勇気をもらったりもするのです。

「強い馬」はたくさん存在しますが、ツインターボのように個性のある馬を応援したり、その逃げっぷりに自分を重ね合わせるのもまた、競馬の楽しみ方のひとつです。

その点で、この「第39回有馬記念」は、ツインターボの個性、そしてナリタブライアンの強さが一度で楽しめる、競馬の面白さが(ある意味)凝縮された名レースであると言えるでしょう。

競馬場で会いましょう

以上、有名なものから、そこまで話題に上らないものまで、競馬の名シーンを簡単にご紹介させていただきました。もちろん、この他にも名レースはたくさんありますし、冒頭にも書いたように自分だけの「名レース」も競馬好きの方におきましては、誰しもが持っているものでしょう。

競馬にはお金を賭ける以上の「何か」があります。もし、少しでも競馬に興味を持ってもらえたならば、ぜひとも競馬場に足を運んでみてください。それでは皆さん「競馬場で会いましょう」

Reference:YouTube

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