• MV_1120x330
  • MV_1120x330

【梅雨も悪くない】憂鬱な雨の日に聴きたい曲5選

加藤広大 加藤広大


LoadingMY CLIP

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

rainsong_eye

『Purple Rain(パープルレイン)』

すみません。今回の企画、これが言いたかっただけなんです。1984年にプリンス・アンド・ザ・レヴォリューションが同名映画のサウンドトラックとしてリリースした『Purple Rain(パープルレイン)』です。

Reference:YouTube

『Purple Rain(パープルレイン)』の内容については多くのファンが考察しているのでもう私の言うことなんて何にも残っていないのですが、『Purple Rain(パープルレイン)』には所在なさや退屈な感じ、やるせなさという意味もあるようです。

そんなわけで、もう訃報を聞いた瞬間、完全に精神がパープルレイン状態になってしまったわけですが、バンドメンバーのウェンディ・メルヴォイン曰く、このアルバムは「新たなはじまり。紫、夜明けの空、雨、浄化の要因」を象徴しているとしています。そのコンセプト通り、プリンスは『Purple Rain(パープルレイン)』でロックやR&Bの新たなはじまり、新境地を切り開き、世界中のやるせなさ、退屈を歌で浄化してくれました。

現地時間で4月22日、ペイズリー・パーク・ホームには紫色の涙雨が降りました。しかし死後、『Purple Rain(パープルレイン)』が新たなはじまりや浄化を象徴していたように、ペイズリー・パークには綺麗な虹が出ていたそうです。虹の色は赤からはじまり、紫で終わります。最期までなんとも心憎い演出をするものです。

それにしてもデヴィッド・ボウイやキース・エマーソン、ジョージ・マーティンなどなど、今年に入ってロック界の巨星が次々と墜ちていきます。年を考えればさもありなんですが、悲しい知らせばかりだと気が滅入ってしまいますね。まるで梅雨時期のように憂鬱になります。

しかし、彼ら(彼女ら)が遺してくれた名曲の数々は時が経っても確かにそこに存在しています。もし今回ご紹介した曲たちを気に入っていただけたなら、他の曲も聴いてみてください。CDやレコードを買ってみてください。そして時折引っ張りだして聴いてみてください。梅雨時期じゃなくとも、人生で時折訪れる憂鬱な瞬間をきっと吹き飛ばしてくれるはずです。

街角のクリエイティブ ロゴ


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

TOP