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ファッションが秀逸なおすすめ映画10選

加藤広大 加藤広大


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「ストレンジャー・ザン・パラダイス(Stranger Than Paradise)」

洋服がカッコいい映画と言えば、ご存知の方も多いでしょう。やはりこの「ストレンジャー・ザン・パラダイス(Stranger Than Paradise)」は外せません。「パーマネント・バケーション( Permanent Vacation)」や「ダウン・バイ・ロー (Down by Law)」も同様ですが、ファッションセンスの塊です。

Reference:YouTube

私は19歳の時にはじめて本作品を鑑賞し、以後この映画のような格好をずっとしているわけですが、最近は劇中に出てくるような洋服を程度の良い状態で手に入れるのがとても難しくなりました。劇中の女の子(従姉妹ですが)の服装もまたカッコ可愛いんですよね。エヴァ(エスター・バリント)の野暮ったいコートの着方や煙草を吸いながら、スクリーミン・ジェイ・ホーキンスの『I put a spell on you』を聴いてキッチンをうろうろする時の右手だけ袖を捲り上げたセーターのあの感じ。大好きです。

「さらば青春の光(Quadrophenia)」

女の子が可愛いと言えば、映画史に残る超絶ビッチとして名高いスーパー勤務のイカしたあの娘、ステフ(レスリー・アッシュ)が眩しいモッズ映画の雄「さらば青春の光(Quadrophenia)」です。

Reference:YouTube

この映画に関してはもう詳しい説明などいらないでしょう。エース(スティング)もちょっと駄目男の主人公ジミー(フィル・ダニエルス)も、登場するロッカーズも皆お洒落ですが、劇中でダントツで洒落ているのは、誰が何と言おうとデイブ(マーク・ウィンゲット)です。

そういえば以前、モッズのイベントに革ジャンリーゼント、グリースベッタベタで出掛けたことがあります。もちろん両方大好きですので喧嘩しに行ったわけではないのですが、劇中風呂でやるように、トイレの個室に入って隣からKINKSの『ユー・リアリー・ガット・ミー 』が聞こえてきたら私がジーン・ヴィンセントの『ビー・バップ・ア・ルーラ』を歌ってやろうと待ち構えていたのですが、ついぞ聞こえてはこなかったあの生暖かい5月の夜を思い出してしまいました。黒歴史です。

「ギャングスターナンバーワン(Gangster No. 1)」

イカしたスーツを着用したハンサム超人が登場する映画と言えば「007」ですが、あまりに有名なため真似をするのも若干憚られますし、何より金がかかります。そんな方にはこちらの映画「ギャングスター・ナンバー1(Gangster No. 1)」のスーツ感がオススメです。

Reference:YouTube

2000年公開の映画ですが、舞台設定は1968年、当時のモッズファッションなどもふんだんに盛り込まれています。音楽も言わずもがなですね。「さらば青春の光(Quadrophenia)」と同様に、ヒロインのカレン(サフロン・バロウズ)がまたいい味出しております。

しかししかししかし、映画好きの方には、もう冒頭だけで充分でしょう。「誰この薄毛のおっさん」と思ったら、そいつはなんと「時計じかけのオレンジ」にてアルトラを開放するホラーショウな主人公、デヴォーチカなんてすぐにフィリーしちまうアレックス役のマルコム・マクドウェルその人なのです。とは言っても彼、「時計じかけのオレンジ」以降もいろいろな映画に出演していますが、この強烈さは中々ないですね。洋服の話から逸れてしまいましたが、彼の出で立ちも最高にキマっています。いろんな意味で。

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