実は日本人以外も食べていた海藻
そんな散々なイメージの海藻ですが、かの人気料理家、ジェイミー・オリヴァーは絶賛しています。
彼によれば、「100歳を超える長寿の人が多い日本の沖縄では、一日に20グラムもの海藻を食べている」とのこと。さらに彼はこう続けます。「でも、僕らのご先祖様だって海藻を食べていたんだよ。海藻は特別で奇妙な外国の食べ物だっていう認識は、ここ50年くらいの間に作られた偏見なんだ」。
日本と同じく海に周囲を囲まれたイギリスでは、海藻は身近な食材だったのでしょう。特にスコットランドでは海藻食が盛んなようですね。
こちらの動画がソース。翻訳は意訳です。
女性コメンテーターは怪訝そうな顔をしていますが・・・祖先も食べていた健康食と思えば、箸も進むのでしょうか。どうでしょうか。
スーパーでもじわじわ見かけるようになった海藻類
アメリカの一般的なスーパーでも、海藻を見かけるようになりました。たとえばコストコには、こんな海藻サラダが売っています。
約800gでお値段11ドル。そんなに割高ではない、かも。
日本の外ではまだまだゲテモノ扱いされている海藻ですが、スーパーフードのブームに乗って定番化したら、世界各地で美味しいワカメのおみそ汁や軍艦巻きを楽しめる日がやってくるかもしれません。