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「ドーン・オブ・ザ・デッド」から聴こえる、血みどろに彩った強烈なサウンド

加藤広大 加藤広大


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「一体どうなってるのよ! 世の中!」と困惑してみても、ゾンビに話は通じません。途中で偶然出会った生存者とショッピングモールに立て篭もろうとしたところ、既に立て篭っていた連中と一悶着。

「まあお互いあれだよな」と何となく共同生活を始め、生き延びる術を模索し、人間模様が描かれ、終盤「もうこんなところに居られるか! せっかくだから俺たちは新天地を目指すぜ!」とゾンビの群れをド派手に強行突破。

https://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/03/dotd_002.jpgゾンビの大群を強行突破するアナ御一行様(出典:『Down Of The Dead』トレイラー

こうして多数の犠牲を払い、悲しみも乗り越えて、ついに逃げ切ったと思いきや、ところがどっこいそうは問屋が卸しません! 逃げた先でも再びゾンビゾンビの雨霰。ああ無情、もう絶望、かくしてその後一行の消息は不明。ちゃんちゃん。というお話なのですが、大半はショッピングモール内でのグランドホテル形式で繰り広げられるストーリーがメインとなっています。

https://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/03/dotd_003.jpg立て篭ったショッピングモール(出典:『Down Of The Dead』トレイラー

ところで、この映画の大きな特徴のひとつとして、「ゾンビが走る」という非常に迷惑な設定が新たに加えられており(当のロメロ大先生はゾンビが走ることについて難色を示しているそうですが)機動力が増したゾンビが如何に面倒くさいかは、ぜひ本編をご覧ください。

ストーリーの説明はこのくらいにしておいて、本作の音楽は、アメリカの音楽プロデューサーであるタイラー・ベイツがつとめています。


タイラー・ベイツ(出典:Wikipedia

このタイラー・ベイツ、ジャック・ケルアックの小説『路上』に登場するディーン・モリアーティーのモデルとなったニール・キャサディの半生を描いた映画『死にたいほどの夜(The Last Time I Committed Suicide)』や、最近ではアメコミを実写化した『ウォッチメン(Watchmen)』の音楽も担当しています。本作の監督であるザック・スナイダーやロブ・ゾンビの映画音楽を手掛けることが多いようですね。中でも『死にたいほどの夜』のサントラは素晴らしいので、機会があればぜひとも聴いてみてください。

Reference:YouTube

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