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サクラクレパスのカップ酒が発売されていた件

原田真帆 原田真帆


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クレパスにクーピー。お使いになった方も多かろう。この個性的な柄を見れば、誰もが一瞬「見覚えがあるな」と目を止める。あの有名なパッケージ、クレパスは1969年、クーピーは1973年以来変わらない。そして、この柄が最近思いもよらぬ場面に進出していることをご存知だろうか?

違う文房具になっている・・・・・・

少し調べると、愕然とするほど商品数が多い。どれもクレパスとクレヨンとクーピーのパッケージの柄を用いた商品だ。現在店頭で見られるものだとマスキングテープや折り紙、消しゴム。2014年版の手帳や、2012年版iPhoneケースもあれば、2013年頃の限定商品にはノート、クリアファイル、メモ帳、付箋、そしてあろうことかボールペンまで。そのかわいさに「オトナ買い」しそうになる(ちなみにクレパス型と絵の具のチューブ型のミニチュアペンストラップ、ペンケースやポーチも発見した)。

文房具が他の文房具に変身するというのは、ある種、人の土俵に上がりこむ「禁じ手」ではなかろうか。しかも老舗のロングセラー商品が進出となれば、その領域の売り上げを犯しかねない。しかしクレパスたちはそれを鮮やかに、かつ他の文房具を脅かすことなくにやってのけた。なぜならこうした商品は多くが期間限定、かつクレパスの発売元・サクラクレパスではない他の企業によるライセンシー商品だ(クーピー40周年記念文具シリーズはサクラクレパスが公式に発売した)。つまりこれらはあくまで、元の文房具が「ちょっとコスプレしちゃった、エヘヘ」のスタンスを出ないため、「禁じ手」にならないのだ。

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