5.ど忘れする
よく知っているものの名称や、日頃使っている単語をど忘れしてしまうことが多くなるのも、30代から顕著に現れる不具合でしょう。年をとると「喉まで来ているのに出てこない」という言葉の意味がよく分かります。
そして、その代わりに人は「アレ」という言葉を多用するようになります。若い方は、上司に「アレやっといて」と言われても「アレってなんだよ死ねよ中年!」とか思ってはいけません。あなたは数年後、きっと「アレをアレする」ことが多くなっているはずです。
で、アレなんですが、やっぱりアレでアレするとアレですので、アレしたほうがどう考えてもアレでしょうし、どちらにせよアレですので、20代にアレすることは、アレしないにしても、しっかりアレな準備が必要でしょう。
6.酒が抜けない
20代の頃は朝まで泥のように飲んでも次の日なんとかなるものですが、30を過ぎるとそうはいきません。朝起きる時など「隣に酔っ払ったおっさんが鬼殺し片手に寝ているのではないか」と錯覚し、飛び起きてしまうくらい酒臭いですし、何ならまだ酔っ払っています。
若い時の飲み方は三十路を越えると通用しなくなってくるものです。酒と一緒に水を飲む、「これ以上飲むと二日酔いになる」など、ペースを考えたり自分の限界を知ったりと、「綺麗に飲む」ことによって酒が抜けずに仕事のパフォーマンスが落ちることを回避することができるでしょう。
また、朝仕事の前に駅の便所でワンカップを飲んだり、昼休憩に公園のトイレでふなぐち菊水一番しぼりを飲むとパフォーマンスがやたら上がる。むしろ飲み続ければ二日酔いにはならない。という人もいらっしゃいますが、これは流石に早めの通院をお勧めします。