トリニダード・トバゴのカーニバル
リオが世界一なら、こっちは「地球上で一番すごいイベント」と(地元民に)言われているトリニダード・トバゴのカーニバル。カリブ海に浮かぶ小島が沈んでしまうのではないかと言うほど盛り上がっちゃうBPM140~160前後の高速カーニバル。リオがサンバならこちらはソカミュージック。何を隠そう私まだ未上陸なので、現地に毎年通っている、日本人女子3人組のソカミュージックアーティスト「Angella Giustini(Carnival Flavorより改名)」に話を聞いちゃおうっと。
まずトリニダード・トバゴにバレンタインは・・・、あったー! ここのバレンタインは「クマと薔薇」。ぬいぐるみや造花が街中を彩るそうです。ハイウェイの渋滞の時間も道で「バレンタイン! バレンタイン! ローズ! ローズ!」と物売りが一生懸命叫ぶ。イベントに便乗し、気合いを入れて商売しているんだとか。そしてこんなバレンタインエピソードも。
Mari「街はバレンタインが近くなると『バレンタインだよ!』と男性が騒ぎはじめ・・・、3日、2日、1日と前日になると3日前よりもソワソワしてます。そして当日は、かっこつけているのかなんなのか、クールな感じで普段の感じより静か。あんなにバレンタインバレンタイン言ってたので数人に義理チョコの代わりにお菓子を作り、
『あ! これハッピーバレンタイン』
と渡すと、、当然のように
『わーーありがとう! 嬉しいよ!』
と言ってくれると思ったんですが、
『ありがとう』
とクールに終了。拍子抜けするので、バレンタインバレンタインと騒いでも誰にもあげないことにしました」
あらら。さてはシャイ? トリニダード・トバゴの男性はカーニバルでは激しくセクシーに腰をくねらし踊るから大胆なイメージがあるけど、内面はピュアボーイなのかな。
2016年トリニダード・トバゴよりAngella Giustiniの3人(提供:Angella Giustini)