今週末はバレンタインデーですね。世界中で、男女がそわそわする季節です。
先週のスペイン人から学ぶ! バレンタインデーを始めとした恋人の日の過ごしかたの記事にもありましたが、アメリカのバレンタインデーも日本のクリスマスにそっくりです。そもそもはキリスト教司祭の聖バレンティヌスに由来する祭事ですが、宗教色はなくなってすっかり恋人たちのためのお祭りになっているところ、何より当日を一緒に過ごす人がいないとちょっぴり肩身が狭くなるところがそっくりです。
この日、「シングルの人間はいかにバレンタインを過ごすか」がちょっとした問題になります。特に2016年の今年は4連休の最終日になるので、焦燥感はいつも以上のよう。
アメリカの若者たちが知恵を絞って考えた、日本の男女も取り入れられるかもしれないアイデアを7つご紹介します。
そもそもアメリカのバレンタインデーってどんな感じ?
その前に、アメリカのバレンタインについてざざっとご説明させてください。これを知っていただくとバレンタインのえらいこっちゃ感がより伝わると思うためです。
- たいてい男性が計画を立て、女性にプレゼントを贈る
- 若者から老夫婦まで、国民全員が愛を確かめる日である
- 男性は花束やジュエリーなどの豪華な品を贈ることが期待されている。女性は男性へのお返し、また友人・家族に親愛の情を示すためにチョコレートやキャンディを贈る
- 甘い手紙も必須
- プレゼントの平均総額は、男性は$120ほど、女性は$80ほど
- 2015年、バレンタインの経済効果は約189億ドルだった(日本の出版産業より市場規模が大きい!)
- カップルはお洒落レストランでディナーを楽しんだり、一緒にスパへ行ったり、相手の会社宛てにブーケを届けたりとロマンチックに過ごす
- 倦怠期のカップルが愛情を取り戻すチャンスでもある
- 義理チョコは存在しない
- ホワイトデーもない
「クリスマスの次にお金を使う」と言われることもあるバレンタインなので、企業やメディアはこぞって「彼女が喜ぶレストラン」「失敗しないプレゼント」などの宣伝をし、独り身の孤独感を駆り立てます。
では、前置きが長くなりましたが独りでも楽しめるアイデアを挙げてみましょう。