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『デヴィッド・ボウイ』という演劇の終わり

加藤広大 加藤広大


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出典:David Bowie『Blackstar』Music Video

2016年1月10日、デヴィッド・ボウイの逝去が発表されました。享年69歳、誕生日、そして新しいアルバム『★(ブラックスター)』をリリースした2日後の突然の訃報に、未だ実感が沸かない方も多いのではないでしょうか。

かく言うわたしも、実感がまったく沸かず、昨日(この記事は1月11日に書いています)は近所のよく行く音楽バーにしけこんで、6時間ほど、ずっとデヴィッド・ボウイや関連作品などを聴き漁り、居合わせた常連さんと、偲ぶというほどではないですが

「実感わかないっすねえ」

などと話していました。

なんだか、デヴィッド・ボウイはもともと架空の存在だったのではないのか? はたまた背中のチャックを開けて、中身が火星に帰っただけではないのか? というなんとも言えない気分になり、その心の靄々は、未だに晴れておりません。ただ、何か大きなものを喪失してしまったということだけは、実感しています。

と、いうわけで、今回の記事は簡単な追悼文のような形式になるのですが、どこの馬の骨ともわからない人間の追悼文を読んでもあまり面白くはないでしょうから、思い出話は抜きにして、デヴィッド・ボウイの新作アルバムより1曲紹介するとともに、ほんの少しだけ考察(と言ってもそこまで大したものじゃありませんが・・・・・・)をしてみようと思います。

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