さて、冒頭でも登場したわたしが最初に購入したイエモンのシングル『SPARK』の映像はコチラです。
The Yellow Monkey『SPARK』
Reference:YouTube
この曲が発売されたのは1996年。この年のオリコンシングルランキングでは42位というヒットを記録しています。販売枚数は55.7万枚。同年のランキングトップはMr.Childrenの『名もなき詩』、こちらは230.2万枚を売り上げています。2位はglobe『DEPARTURES』でこれもダブルミリオンを達成、久保田利伸の『LA・LA・LA LOVE SONG』、スピッツの『チェリー』がいずれもミリオンヒットでこれに続きます。今やすっかり懐かしい、古き良きJ-POPの黄金時代。20代後半から30代の方は涙と鼻水が出すぎて身体中の水分が乾枯してしまうほど懐かしいのではないでしょうか。
一方、ヒットチャートには載りませんでしたが、この年にはTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTがメジャーデビューアルバム『cult grass stars』を世にドロップし、BLANKEY JET CITYは各々がSHERBETS、LOSALIOS、Joe Brownで活動を始めた年でもあります。
また、前年にはHi-STANDARDが『GROWING UP』を発表し、翌年にはAIR JAMが開催されるなど、ヒット・チャートのみならず、そしてメジャー、インディーズ問わず、「昔はよかった・・・・・・」などとは言いませんが、贔屓目無しに見ても音楽がとても豊かな時代でした。
『SPARK』が耳に叩きこまれて以来、すっかりイエモンにはまってしまったわたしは、過去のアルバムなども買いあさり、ついでに冒頭でもちょっぴり出ました、彼等のルーツと言われるデヴィッド・ボウイ、T.REX、モット・ザ・フープル、ゲイリー・グリッター(笑)などもCD棚に安置されることになります。せっかくなので、その偉大なるグラム・ロック先駆者より1曲、私の大好きなT.REX『Ballrooms of Mars』をお聴きください。