コレトの未来に幸あれ
あたかも各社が戦っているかのように書いたが、実際のところは相手に好意的な戦いなのかもしれない。なぜそう思うのか。それは、文房具を開発する人は、間違いなく文房具好きであるからだ。
きっとハイテックの開発チームは、他社製品を試しながら再起の道を思案しているに違いない。もうしばらくはカスタマイズが好まれる風潮が続くであろうが、これで消えてもらっては意気地ない。わたし個人の意見としては、かつてのハイテックのカラーバリエーションをコレトに、と思う。もしかしたらフリクションがコレトのボディに入る日が来るのかもしれない。その暁には、あの少しだけダサくて愛おしいコレトのフタが、フリクションの消しゴムになったら、いい。