年賀状への支出は年々減少傾向
まだ書いていません。というか存在をすっかり忘れていました。年賀状です。今やその習慣もSNSの普及で少々廃れてしまいましたが、寒い寒い元旦の朝にポストに手紙が入っているというのはとても嬉しいものです。餅の項でも書いた総務省統計局が発表している家計ミニトピックスには、「郵便料への支出」なるものも存在します。これはもう想像の通りなのですが、郵便料の支出ピークは11月と12月、この2ヶ月間で6割以上を占めています。
そして、年齢とともに支出金額が増加しているともされています。
郵便料の世帯主の年齢階級別にみた世帯人員1人あたりの年間支出金額(出典:総務省統計局「家計ミニトピックス/郵便料への支出)
これもまた、携帯電話や手軽にメッセージを送れるSNSの普及が大きな原因となっているでしょう。ちなみに郵便料が減少している傍ら、移動電話通信料はほぼ一貫して上昇しています。
正月の期間は実は長い
これはだいたい1月3日まで、というのがまかり通っていますが、もともと正月(松の内)は1月15日までとされていましたし、中には20日まで正月とする地域もあるそうです。そうすると、最大で20日まで正月休みを取ることは、人としては間違っていても、日本の歴史の中では決して休み過ぎではないと言えるでしょう。
1月1日を新年初日としたユリウス暦。を制定したユリウス・カエサル(出典:Wikipedia)