外国人の恋人が欲しい、って思ったことがある人は少なくはないのではないでしょうか。
筆者も、意図せずにしてボーイフレンドはスペイン人になってしまいました。外国の方と付き合っていると、生まれ育った国の文化や考え方の違いが浮き彫りになります。国際恋愛の秘訣はこの違いをいかに楽しむかにあると思っております。ということで、日々直面する文化や考え方の違いから生じる困難を如何にして対処するか、外国人と付き合う際に気をつけたい事をざっくりと紹介していこうと思います。
1. YES /NOをはっきり言う
外国人には、「どっちでもいい」という答えは通用しません。全ての問いに「はい」か「いいえ」で答えなくてはいけません。
私は、スペイン人の彼から「今日は何を食べたい？」と聞かれた時に、「何でも良い」と答えると怒られるので、何が食べたいか必ず言うようにしています。
2. メニューで悩まない
カフェやレストランに入る時って、席に座ってメニューを見て初めて何を食べようか考えませんか？ 私もそうです。でも、スペイン人の彼は違うんです･･･。私がレストランに入って何を食べようかほんの数分悩んでいたら、彼はイライラし始めまます。彼曰く「カフェやレストランに入る時点で何を飲むか、食べるかイメージをつけて置くべき」なのだそうです。
席に座ってメニュー見て考える〜♪ なんて生ぬるいことなんて言ってられないのでご注意を。
3. 安易に家庭料理を作らない
外国人の彼氏には安易に家庭料理を作らない方がいいかもしれません。日本料理は外国人からも人気がある料理ですが、それでも母国で親しんだ味には勝てないからです。
私は、スペイン人の彼には卵焼きは絶対作りません。何故なら、「トルディージャ（じゃがいも入り卵焼き）」というスペイン料理の食卓には欠かせない料理があるから。これは、まさに日本の肉じゃがのようにお袋の味。
安易に卵焼きを作ると、お袋の味に真正面から対抗するようなことになってしまいます。勝負を挑みたいなら作っても良いですが、勝負を避けておくならば、卵料理は卵焼きではなく目玉焼きにしておいた方が無難でしょう。
4. 使う言語に気をつける
外国人と付き合うと、共通語が英語を始めとした外国語になる場合が多いでしょう。英語と一口にいっても、アメリカ人はアメリカ英語に、イギリス人はイギリス英語を話します。どの国出身かによって、使う外国語の種類も使い分けた方が良いです。
スペイン人は、スペインのスペイン語（Castellano）に誇りを持っています。そのため、中南米のスペイン語を鼻でフフッと笑う傾向があります。筆者もメキシコ人の友人に教えてもらったスペイン語を意気揚々とスペイン人彼に使ってみたことがあります。「Qué onda?（How are you?）」とドヤ顔で聞いてみたところ、案の定フフッと鼻で笑われました。中南米スペイン語を使っているとフフッとした笑いが増えてしまうので、最近は使わなくなりました。少なくともスペイン人の前ではおとなしくスペインのスペイン語を話すようにしましょう。
こうやって気を付けたいことを列記すると、外国人ってあんまり細かいところ気にしなさそうに見えて意外なところを気にしたり厳しかったりするのが分かりますね（笑）。外国人と付き合ってみると、いろいろな発見があって毎日面白いのは確かです。世界観を広げたいなら、試してみてくださいね！
※すべての内容は、筆者独自の視点なので、人によっては感じ方が違うことがあると思いますので、あしからず。
