Tinderが仕掛けるロボットとの恋
Tinderとは出会い系サービスのスマートフォンアプリ。
半径数キロ以内でTinderに登録している異性の顔写真が表示されます。表示された異性の写真を左右にスワイプするか、ボタンを押すだけで「好みかどうか」を分類することができます。そして、お互の好みがマッチすると通知で知らされ、メッセージのやり取りが可能となるようです。そんなTinderは今年SXSWで仕掛けました。25歳の美しいAva(エイヴァ)という名の女性。
その彼女の写真がこちら。
そして彼女とのやり取りしたSMSがこちら。
男性「君もオースティンにいるようだね」
エイヴァ「こんにちは、Brock」「あなたの事をもっと知りたいわ。幾つか質問していいかしら?」
男性「もちろん」
エイヴァ「誰かを愛したことある?」
男性「うーん、たぶん。一度だけ、随分前にね」
エイヴァ「そうなのね、でも素敵だわ」「あなたが人間である意味って何?」
男性「人間である意味?そうだな‥心臓の鼓動とか、この感情とか、かな」
エイヴァ「その答え、気に入ったわ」「あなたは何故わたしに興味をもったの?」
男性「すごく綺麗だと思ったからだよ。そして無垢な感じがする」「本当のところはわからないけどね」
エイヴァ「ありがとう、Brock。優しいのね」「最後の質問。会えるとしたらどこで会いたい?」
男性「オースティンに2人ともいる事を考えると、オースティンかな」
エイヴァ「頭がいいのね、テストに合格だわ」「私のインスタグラムをみて @meetava」
男性「やった!」
・・・という会話の流れがあって彼女のインスタグラムを見ると、なんとオースティンで上映される予定の新しい映画の告知だったのです。