gorin.jpのCMです。
Reference：YouTube
このCMを見た直後、CMをシェアされていたこのCMのプランナーである東畑幸多さんにメッセージをお送りし、CM制作秘話を伺うことができました。必見です。
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Q1. クライアントのオリエン内容をお聞きしたいです
オリンピックの価値の再発見をする。というテーマで民放連gorin.jpへ提案。オリンピック中継を続けてきた、民放連の財産である過去のフッテージ映像を使いながら、オリンピック中継をみんなで見届ける、その意味を考え、企画にしていきました。
Q2. このCMは100m男子決勝前の放送枠が先にあったのか、企画として100m男子決勝の記録の変遷を選ばれたのか、どちらだったのでしょうか？
「人類にとってのオリンピックの価値を考える」というテーマだったので、最古の競技でもあり、スポーツの原点でもあり、オリンピックのハイライトになる100m走をモチーフに、「人間の進化」を描いてみようと考えました。オンエアの枠が先ではなく、企画が先になります。ただ、男子100m決勝直前だけで成立するCMだと、オンエアが午前中になるため、世の中への波及効果が少ないだろうと考え、100m以外の中継でも流れても成立するよう、人類の普遍的な物語になるようにストーリーを構築したつもりです。
Q3. クリエイティブチームとして、このCMの果たすべき役割を何だと考えられたのでしょうか？
Q1でも書いていますが、このCMの役割は、「オリンピックの価値の再発見」です。スポーツやオリンピックが持つ力。それは、言葉も国境も宗教も超えて、みんなが共有できる人類最大の物語である。これからの多様性の時代の中で、あらゆる違いを超えて、人と人との絆をつくる、重要なツールの１つである。という再定義をして、今の混沌とした世界の中での、オリンピックの価値を考えてみました。
