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【カンヌライオン2015】サイバー、デザイン、PR、ラジオ

篠原徹子 篠原徹子


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カンヌライオンも中盤にさしかかってきました。今頃、皆さんロゼとオイスターに酔いしれながら、毎日ようにビーチパーティをたのしんでいることでしょう… それはさておき、さっそく新しく発表されたグランプリを振り返ってみましょう!

Cyber グランプリ

Under Armour’s ‘I Will What I Want’
Droga 5, NY

Reference:YouTube

ブラジル出身の最も高給取りとして知られているスーパーモデル、ジゼル・ブンチェンを取り上げたこのCM。彼女がサンドバックにキックを入れる度に、ソーシャル・メディア上で書かれているリアルなコメントをプロジェクターで出すというシンプルなアイディア。続くキャンペーンで「Will Beats Noise」というサイトを立ち上げ、映像が流れる中リアルタイムでSNS上のコメントが流れるという試みも行ったそうです。

今やサイバー部門だけでなく、ほとんど全ての部門の作品にデジタルが絡んでいます。デジタルは全てを「つなぐ」役割を果たしているのです。では、1998年からあるサイバー部門は何を賞賛すべきか? サイバーは、ウェブのクラフト、ソーシャル性、ブランデッド・ゲーム、テクノロジー、インテグレーテッド、マルチプラットフォームがあり、この「I Will What I Want」は全てを凌駕していると賞賛。今までのような最新のテクノロジーというだけでなく、ブランドを表現するナラティブが明確にあるか、という事を評価していくべきだということでグランプリを獲得しました。

Design グランプリ

Volvo UK 「Lifepaint」(Grey London)

Reference:YouTube

Promo & Activationに続いて、ダブル受賞。詳しくはこちらから。

PR グランプリ

Procter & Gamble campaign 「Always #Likeagirl」

Reference:YouTube

男女問わず若者をスタジオに呼び質問をします。「女の子のように走って下さい。」「女の子のように喧嘩してください。」「女の子ようにボールを投げて下さい。」と伝えます。その後、少女たちをスタジオに呼び、同じ質問をします。「女の子ように走りなさいって、どういう意味だと思う?」少女は答えます「思いっきり、走ることだよ。」と。いつから「女の子ように」という枕詞にマイナスなイメージがつくようになったのでしょうか? 「女の子ように」とつくだけで自信がもてなくなる、と若い女性が語ります。そこでブランド「Always」は、このマイナスイメージを変えたいと思いこのPR映像をつくりました。世の中のレッテルや偏見をなくす、意識化させる、女性ブランドは最近ここに焦点を当てている広告が多いですね。グランプリ受賞の理由も、映像がながれるやいなやSNS上などで波及し、世の中の意識を変化させたことにあります。

Radio グランプリ

The Berlin Wall of Sound

Reference:YouTube

ベルリンの壁があった頃の感情までも再現するためにつくられたこの広告。ベルリンの壁があった頃の「Death Zone Area(死の領域)」の実際の音を使って7分32秒のサウンドを再現しました。サイト上では、壁の形にそって音の波形をデザイン、さらにその下に壁を実際の越えようとした人々の写真が並べられています。7分32秒とは、実際に壁を超えて西側にいくために走り続けなければいけなかった時間だったそうです。壁を守るガードが「壁を越えようとする者は容赦なく打つ」と叫び、逃げる人々の吐息、そして銃声が聞こえます。とにかく沈黙と息を呑む、長く重苦しい7分32秒です。時に、音とは映像よりも生々しく伝わってきます。広告というより博物館などで保存されるべきほどの音だと審査員も賞賛。

街角のクリエイティブ ロゴ



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