6. フィジビリ
「実現可能性」の意味であるフィジビリティの略。会話の中では「試しに」や「初期段階として」のような印象で使われることも多い。本来は、実行に至るためのポジティブな姿勢が垣間見える表現となるが、乱用することで、これまた「無責任感」や「とりあえず感」が否めない。こちらも要注意。
7. いまいま
「ごく近い過去」「たった今」という意味である。進捗や現状の話をする時に、頭に用いりやすい。これを「あの~」とか「えーと」と同じように頻発する人がいるが、聞いているだけでとても目が回るので、これを『いまいまのループ』と呼ぶことにしている。
毎日のように、企画を広げてまとめることを繰り返す広告業界では、とりわけ、話をスムーズにさせるためのワードというものを駆使する必要がある。だがご覧いただいた通り、便利な言葉を乱用するとどれもお粗末な結果に。陥りやすい口癖に気を付けて、今日も情報や意見をまとめ、有意義な会議をしようじゃないか!