この春から一人暮らしをはじめた皆さんは、そろそろ怖い目のひとつやふたつ遭っているのではないでしょうか?
とくに最近は随分と暖かくなったせいか、ちょっと頭がアレな方も増えていますよね。昨日も電柱に手を添えながらぐるぐる周り続けるおっさんを見かけました。こういう人を目撃すると、「ああ、いい季節になってきたんだなあ」とほのぼのするのですが、これが道じゃなくて自宅の半径2メートル以内でおこなわれていたら、だいぶいい迷惑ですよね。
思えば私も一人暮らしをはじめてはや15年、いろんな怖い/迷惑なことに出くわしました。エピソードは結構ありまして、パッと思いついただけでも
- 階下のガチマッチョからフルスイングで頭部を殴打された話
- 宗教勧誘と神聖なる対話をしていたら相手が泡を吹きながらキレた後卒倒事件
- まったくいい迷惑だよ国税庁査察事件
- 毎晩決まった時間に聞こえてくる微妙な歌と叫び声の正体
- 血だらけの女性がベランダをつたって拙宅に助けを求めてくる怪
などなど、他にもとてもここでは書けない検閲されましたとか、いろいろとあるのですが、今回のコラムではそのなかのひとつ、「見知らぬオバサンが敷地内で勝手に猫の飼育をはじめた」話をしてみたいと思います。
以下、稲川淳二リスペクトでいきますので、適宜彼の声を脳内で再生しつつ、テキストをお読みいただければいやだなー、こわいなー。