この先待ち続ければ、運命の人は現れるのか
最近、50歳まで一度も結婚したことのない人の割合「生涯未婚率」を2015年に調査したところ、過去最高の男性23.37％、女性14.06％となったことが国立社会保障・人口問題研究所の調査で明らかになった、というニュースを耳にして、私の心はより一層ざわつきました。
この数字は、5年前の2010年よりも3％以上も上昇しているという急増っぷりで、男性の4人に1人、女性の7人に1人が、生涯独身ということになっています。しかも東京の女性に絞ると、5人に1人の割合。
もちろん結婚が幸せの全てではないですし、結婚を望んでいない人が無理してする必要もないと思うので「そうかそうか、独りがいいのもよく分かるわ！」という感じなのですが、同研究所が昨年公表した調査結果によると「いずれ結婚するつもり」と答えている18～34歳の未婚者の割合は、減少傾向ではあるものの男性85.7％、女性で89.3％とのこと。つまり、もともと結婚願望がある人は多いんですね。
ということは、
結婚したくてもできない可能性がある！？
ということになります。
実際、内閣府の2015年の調査によると、20 歳から49 歳までの未婚者は、男女ともに結婚していない理由として「適当な相手にまだ巡り合わないから（53.5％）」を最も多く挙げています。うーん、やっぱり運命の相手はこの先も、そう簡単には現れないのかもしれないです。
