4. 「大手」以外にも目を向けキャリアを積んでみる
“大手”は誰もが一度は憧れるものですが、「大手に勤める自分を目指しているのか」それとも「何かを生み出すための土俵として、会社を探しているのか」、その目的によって大きく変わると思います。もちろん大手ともなると手がける案件も大きいですし、ネームバリューや安心感もあるでしょう。経験してみたいと思うのは至極当然のことです。
ただ、経験や実績がものをいう世界ですので、実践経験の無い人よりも有る人のほうが好ましいとされる傾向にあります。そういう意味でも、大手だけではなく中小も視野に入れて検討してみるのはアリでしょう。いまどきひとつの会社に一生根を張る人も少ないわけですし、そこでキャリアを積んで大手へ･･･という道だって可能なはずです。
また、少数精鋭の会社だと1人1業種ではなく、1人3〜4業種を掛け持ちすることも多く（まあ働いている本人はアホほどきつくて仕方ないのですが）、『2束のわらじ』ならぬ『3、4束のわらじ』ということも。が、結局そんな経験がキャリアとなって、未来の選択肢を増やす結果にもなり得ます。そうして、より良い会社へ転職。そんな長期を見据えての転職という手もありでしょう。
