「どうでもいい」
とても便利な言葉ですよね。
とくに、デートのときに女子がよく使います。
たとえば、私が
「明日のデート、何しようか?」
と訊けば
「どうでもいい」
「何食べようか?」
と訊けば
「どうでもいい」
そう、彼女のなかではデートの行き先はどうでもよく、夕飯に何を食べるかもどうでもいい。
つまり、アナタと一緒に居られるならば、他のものなどすべてがどうでもよいということなのでしょう。いやぁモテる男は辛いですなあ(涙)。
私のどうでもいい黒歴史は横において、その「どうでもいいこと」のなかでも、「世間でよく見聞きするけれども、別にどうでもいいじゃない」と思っていることって、意外とあるのではないでしょうか。
たとえば、「遅れてくる電車」
電車が遅延して、プリプリ怒っている方をよく見かけますが、2、3分はもとより、10分くらいの遅延なら、別にどうでもいいのではないでしょうか。
そして怒っている本人も、「自分のせいじゃないし、取り敢えず誰かに怒っておくか」程度の心の動きで、本音はどうでもいいのではないでしょうか。
そもそも、地球ができてから46億年、そりゃもういろんなことがありました。遅延どころではなく、生物が何度も滅亡しそうにもなりました。その時の流れに思いを馳せたとき、たかが10分の遅延など、砂丘の砂粒ほどのものではありませんか。人類の進化のスピードに比べれば、2駅手前で電車が動かないことなど、どうでもよいではありませんか。